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Microsoft Office Picture Manager

マイクロソフト・オフィス・ピクチャーマネージャー(以下「PM」と略します)

簡単な操作で画像の切り抜きや補正(画像編集)ができます。
専門的な画像編集ソフトと比較すると複雑な処理はできませんが、操作性はマイクロソフト製品(ワード・エクセル)に近いため、PMは初めての人でも比較的簡単に操作できます。

サイズ変更と圧縮

サイズ変更

用途に応じて、画像のサイズ変更または圧縮を行います。最初にサイズ変更と圧縮の意味について軽く触れておきましょう。
※厳密には異なる部分もありますが、簡易的な解説ですのであしからず。

○サイズ変更
画素数を増減し、画像の大きさを変更します。見た目の大きさが変わります。

元のデータを増やしたり減らしたりするので、データ量も増減します。サイズを小さくすると画素数が減り、データ量も減少します。

○圧縮
画素数は変更せずにデータの間引きを行うことで、データを軽量化します。見た目の大きさは変わりません

上の画像はエクセルの表で40列30行(オシャレに言うと40×30ピクセル)のセルに色を付けています。

一番下の行を見てみましょう。
1列30行目は茶色
2列30行目は茶色
3列30行目は茶色
4列30行目は茶色・・・

画像はこのように情報を大量に持ちます。しかし人間はこの情報をもっと大雑把に表現します。

「30行目は全部茶色。」

どうでしょう。1マス1マスの情報を持つと膨大な量になりますが、情報を纏めてしまえば大幅な減量となります。

このように持っている情報を纏める操作を圧縮と呼びます。
どのように情報を纏めるかなどの方法・原理はソフトウェアにより異なりますが、強力な圧縮は画質の劣化に繋がる傾向にあります。

大きい画像を小さくしたい場合はサイズ変更、サイズは変更したくないけど容量を減らしたい場合は圧縮。 が良いかと思います。

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サイズ変更

先ずは「サイズ変更」作業ウィンドウを表示しましょう。
メニューバーの「画像」をクリックし展開されたメニューから「サイズ変更」をクリックすると「サイズ変更」作業ウィンドウが表示されます。

サイズ変更作業ウィンドウ

サイズ変更の設定

変更したいサイズを指定します。

用意されている決められた設定値を使う場合は「定義済みのサイズ」
自分で好きな大きさを決める場合は「ユーザー設定のサイズ」
等倍で拡大縮小をする場合は「拡大または縮小率」を利用します。

「定義済みのサイズ」はリスト(一覧表示されるメニュー)によく使用されるサイズが用意されているので、どの大きさにしてよいか見当が付かない場合に使用しましょう。

「ユーザー設定のサイズ」は左のボックスに横幅、右のボックスに縦幅を入力しサイズを決定します。

「拡大または縮小率」を利用すると、縦横同じ比率で拡大縮小されるので構図が崩れません。

サイズ変更

今回は「定義済みのサイズ」で「Web 小」で変更してみました。

サイズ変更前

サイズ変更前

サイズ変更後

サイズ変更後

見た目には何も変わりありませんね。このホームページでは元の画像を640*480の枠内に縮小もしくは拡大表示するようにしてあるので、どんな画像でも表示される大きさは変わりません。
※小さ過ぎる画像だと荒くなっちゃいますが

何の為にやったんだっ!とお思いの方は上の2つの画像をクリックしてください。

クリックして表示される画像は先程の枠(640*480)から開放され100%サイズで見ることができます。差は一目瞭然ですね。

このようにクリックして拡大画像を見るという用途でもなければ、画像は小さいほうが「ページ読み込み速度の向上」や「サーバ負荷の軽減」など利点があります。

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