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Microsoft Office Picture Manager

マイクロソフト・オフィス・ピクチャーマネージャー(以下「PM」と略します)

簡単な操作で画像の切り抜きや補正(画像編集)ができます。
専門的な画像編集ソフトと比較すると複雑な処理はできませんが、操作性はマイクロソフト製品(ワード・エクセル)に近いため、PMは初めての人でも比較的簡単に操作できます。

画質調整(明るさとコントラスト)

PMでは画質に関する機能を2つ持っています。
1つが「明るさとコントラスト」、もう1つは「色(彩度)」です。
暗く写ってしまった画像は「明るさとコントラスト」の機能で明るめの画像に。
色味が足りない画像は「色」の機能で鮮明な画像に調整することができます。

明るさとコントラスト

「明るさ」は画像を明るくするか暗くするかの調整ができ、「コントラスト」は白と黒の色調をはっきりさせるか滑らかに変化させるかを調整できます。

先ずは「明るさとコントラスト」作業ウィンドウを表示しましょう。
メニューバーの「画像」をクリックし展開されたメニューから「明るさとコントラスト」をクリックすると「明るさとコントラスト」作業ウィンドウが表示されます。

明るさとコントラストの作業ウィンドウ

明るさとコントラストの設定

明るさと色調の設定を行います。

各項目を以下の操作で調整を行います。

スライダーをドラッグする
ボックスに直接数字を入力する
上下の三角ボタンをクリックする

詳細設定

中間トーンのみの調整が出来ます。

「詳細」の文字をクリックすることにより、「ハイライト」、「シャドウ」のみの調整も可能となります。
(設定方法は「明るさとコントラスト」と同様です。)

明るさの自動調整ボタン

明るさ、コントラストを自動で調整してくれます。

ボタンをクリックするだけで最適な調整がされる場合もありますので、先ずはこのボタンをクリックするのが効率的です。
自動調整後、足りないと思う部分を調整することも出来ます。

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画質調整(色)

「明るさとコントラスト」と同様に「色(彩度)」の調整も可能です。
「色」作業ウィンドウを表示しましょう。
メニューバーの「画像」をクリックし展開されたメニューから「色」をクリックすると、「色」作業ウィンドウが表示されます。

色の作業ウィンドウ

色の調整ボタン

カラーバランスを自動修正する場合に使用します。

「色の調整」ボタンをクリックし、画像中の白く表示されるべき部分をクリックすると画像全体の色が相対的に調整されます。
デジタルカメラのホワイトバランスの機能と同様です。

色合いと鮮やかさの設定

画像の色味を増減することができます。

「色合い」で指定した色を「値」で増減させます。
「色合い」で赤を指定、「値」をプラスにすると赤みがかった画像に。マイナスにすると青みがかった画像になります。

鮮やかさ

画像中の色の強弱を変更することができます。

「鮮やかさ」の値を増加させるとより鮮やかになります。
「鮮やかさ」の値を-100に設定すると白黒(モノクロ)画像になります。

鮮やかさの設定でモノクロ写真を

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画質調整(自動修正ボタン)

「明るさとコントラスト」作業ウィンドウにあった「明るさの自動調整」と同様の機能がツールバーからも使用できます。
また複数のファイルを選択し纏めて調整することも出来るので、効率的な画質調整を行うことができます。

自動修正

どのように調整されるかサンプルを置いておきます。

修正比較

左から元画像、自動修正、手動補正をした画像になります。
2枚目の画像は自動修正ボタンを1回クリックしただけです。
3枚目の画像は管理人の好みで明るめに手動補正されています。

余談ではありますが、自動「修正」という言葉。

修正:不十分・不適当と思われるところを改め直すこと

不足を補う(補正)は分かりますが、なぜ他人の作品を修正などと言うのでしょうか。。。

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